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育毛剤の成分一覧

育毛剤には無添加の育毛剤、医薬部外品の育毛剤、医薬品の育毛剤など、多種多様な育毛剤がありますが、配合されている成分も様々あります。
発毛や育毛、頭皮環境に良いとされる成分が惜しみなく使われている育毛剤ですが、その成分にはどんな効能効果や作用があるのでしょうか。
このページでは、育毛剤に配合される成分の解説をします。

アクリル酸

一般的に「ポリマー」と呼ばれる物質です。アクリル酸と違う物質と合わせて、整髪する目的で用いられます。

エタノール

化粧品には欠かすことのできない原料で、各種物質を溶解する性質があるので溶剤として多用されいます。また、洗浄・殺菌・収れん・可溶化・乾燥促進などの目的でも配合されます。

塩化カルプロニウム

頭皮の毛細血管を拡張し血流を増加させる作用があります。

カシュウエキス

ツルドクダミの根から抽出したエキス。毛根(皮脂腺)の余分なアブラを抑制し、毛穴の詰まりを防止するとともに、育毛剤の浸透を高める作用があります。

加水分解酵母エキス

淡黄色~褐色の粉末あるいは液体で、製法の異なる5種類が化粧品に使用されています。各種アミノ酸・ビタミン・核酸関連物質・ミネラル・有機酸・タンパク質・糖質・脂質などの成分が含まれています。保湿作用・細胞賦活作用・美白作用があり、傷ついた皮膚細胞の修復効果や、肌の水分蒸発を防止する効果があります。

カルプロニウム塩化物水和物

頭皮・毛根の血管を拡張し、血流を増加させ、発毛を促進する効果があります。

クジンエキス(クララエキス)

クララの根から抽出するエキス。血行促進・毛根細胞活性化・殺菌効果・ふけ・カユミの防止などに作用します。

グリチルリチン酸ジカリウム(グリチルリチン酸2K)

消炎効果が高く、肌荒れやニキビ予防に効果があります。抗炎症作用を目的に多様されています。

酢酸トコフェロール

ビタミンEの誘導体で脂溶性ビタミンの一つです。末梢血管の血流をよくする作用があります。

サリチル酸

硬くなった角質層を柔らかくする作用、ふけを抑える殺菌作用等があります。

ジフェンヒドラミン塩酸塩

抗炎症と鎮痛剤に分類される、抗ヒスタミン剤。かゆみの原因を抑制する作用があります。速効性があり、高い効果で頭皮のかゆみを抑えます。

ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)

酸化防止剤です。

センブリエキス

センブリから抽出するエキス。内服・外用ともに作用があり、外用としては、皮膚温度上昇・皮膚温復元の短縮・皮膚毛細血管の増強・毛根の細胞活性化など多くの作用があります。これらの作用により、皮膚代謝改善効果・発毛、育毛促進効果が認められ、皮膚の老化防止と、脱毛症の治療にすぐれた効果があります。

スエルチアマリン

センブリに含まれる成分で血液循環を良くします。

精製水

精製された不純物のない水です。

チクセツニンジンエキス

トチバニンジンの根茎から抽出したエキス。毛乳頭細胞を刺激し、毛母細胞を活性化させます。

チョウジエキス

チョウジのつぼみから抽出するエキス。抗菌作用、沈静作用があります。

チンピエキス

ミカンの果皮より抽出したエキス。消炎効果、血行促進作用があります。

トウガラシエキス

血管拡張作用・健胃作用・エネルギー代謝亢進作用・コレステロールー低下作用・鎮痛作用・抗炎症作用など、多くの作用があります。チンキ剤・皮膚刺激剤・毛根刺激剤・止痒剤として、育毛剤・頭髪用化粧品に配合されています。

冬虫夏草エキス(とうちゅうかそう)

保湿剤として配合されています。

トウニンエキス(モモ種子エキス)

モモの種子から抽出するエキス。肌の働きを活性化する作用があります。

トコフェロール酢酸エステル

抗酸化作用があり、活性酸素を取り除く働きを持っています。また、血行を促進し、血管を拡張する作用があり、頭皮・毛根の血行を改善します。

トランス-3,4'-ジメチル-3-ヒドロキシフラバノン(t-フラバノン)

アスチルビンの効果をさらに安定させるために、構造が類似する化合物の分子設計を行ない開発した物質。毛を太く育て、毛の数を増やす作用があります。

ニコチン酸アミド

ニコチン酸はビタミンの一種で、体の酸化還元反応にかかわっています。また、皮膚や粘膜を正常にたもつ働きや、血行をよくする作用もあります。

ニンジンエキス

オタネニンジンの根から抽出するエキス。無色~淡黄色の透明な液体で、わずかに特異臭があります。皮膚代謝促進作用・血行促進作用があり、皮膚を若返らせ、シミを薄くさせる効果があります。

パンテノール(パントテン酸、パントテニルエチルエーテル

D-パントテニルアルコールとも表記します。毛髪の成長を促す作用があります。

ヒノキチオール

ヒノキやヒバから抽出されるエキスです。頭皮の雑菌繁殖を防ぐことで、ふけ・かゆみを抑制し、フケ菌の発育を抑制します。

フェノキシエタノール

殺菌作用があり防腐剤として添加されます。

ペンチレングリコール

水溶液と粉末状のものがあります。皮膚や毛髪は同じケラチンタンパク質からできているので親和性が高く、保湿性の保護膜による皮膚コンディショニング剤・ヘアコンディショニング剤として、乳液・クリーム・シャンプー・リンス・頭髪用化粧品などに配合しています。また、肌荒れ防止の目的や皮膜剤・感触改良剤として配合されています。

ポリリン酸ナトリウム

乳化剤や結着剤として用いられることが多く用途は幅広い。食品への添加は魚肉ソーセージなどの結着剤として添加され、歯科用剤では歯磨き粉にも添加される。

ミノキシジル

毛包に直接作用し、細胞の増殖やタンパク質の合成を促進することによって発毛作用を示します。

無水エタノール

100%に近い濃度のエタノールで、主に溶剤や洗浄に用いられます。

メチルパラベン

防腐剤として添加されます。

メントール

セイヨウハッカの葉から得られる天然成分で、軽い麻痺を残す知覚鈍麻、鎮痛、止痒(しよう)作用があります。爽快感を与える清涼剤として配合する場合も多いです。

ユーカリエキス

ユーカリの葉から抽出されたエキス。保湿作用・防腐作用・収れん作用・殺菌作用・清涼感作用・血行促進作用・消臭作用があり、他にセラミドを増やす働きも確認されています。

ヨウ化ニンニクエキス

ニンニクの茎から得られるエキスにヨウ素やエタノールを加え濃縮したエキス。抗菌作用、血行促進作用があります。

リン酸

用途は多様あるが、外用としてはpH調整剤として用いられることが多い。

 
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BG

1,3-ブチレングリコールの略で、アセトアルデヒドを合成して得られる多価アルコール類です。グリセリンよりもさらっとした感触の保湿成分です。アルコールの性質として抗菌性もあり、防腐剤と併用することで製品を長持ちさせる働きもあります。さらに保香性もあります。

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1,3-ブチレングリコール

BGの正式名称で、アセトアルデヒドを合成して得られる多価アルコール類です。グリセリンよりもさらっとした感触の保湿成分です。アルコールの性質として抗菌性もあり、防腐剤と併用することで製品を長持ちさせる働きもあります。さらに保香性もあります。

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β-グリチルレチン酸

甘草の根に含まれる有効成分「グリチルリチン」の誘導体です。グリチルレチン酸には、主に抗炎症作用があると言われ、外用剤、スキンケア製品、化粧品などに広く利用されております。