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ステロイド外用薬を円形脱毛症に!?
薬の主作用と副作用で述べたように、薬はどの観点で服用するかが問題であって、どちらを主としてどちらを副とするかは一概に決められるものではなく、しいて言うなれば、望む作用を主作用、望まない作用が副作用ということになります。
事例を挙げますと、円形脱毛症の治療に強いステロイド外用薬を使用するというものがあります。
薬の副作用が思わぬ副産物となる
ステロイド外用薬は、抗炎症薬の第一選択薬として広く使用されています。
アトピー性皮膚炎や蕁麻疹、接触性皮膚炎などにおける炎症の治療、又、クロタミトンなどの鎮痒剤と調合し虫刺されの時に用いられたり、保湿剤と調合し炎症を起こした乾燥肌の治療に用いられたりと、多義にわたります。
この場合、ステロイド外用薬の抗炎症作用が主作用となりますが、その一方で『多毛』という副作用がでる場合があります。「ステロイド外用薬をつけた部分の毛が濃くなった」というケースです。
この副作用を逆手にとり、脱毛症の治療に用いられています。
ステロイド外用薬にはランクがあり、5つの段階に分けられています。一番強いランクのステロイドが作用も強いですから、その作用の中の『多毛』という作用を期待し脱毛部位につけるという治療法です。
抗炎症薬としてが名高いステロイド外用薬ですが、その一方で、違う作用が功を奏しているケースもあるということです。
※ちなみに、この治療は円形脱毛症などに用いられる治療であり、壮年性脱毛症、いわゆる加齢による禿げには用いられません。
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